endaikaisetsu.bmp

森  蘭丸(もり らんまる)

森 蘭丸(森  成利)(1565-1582)は、
戦国時代・安土桃山時代の武将で、織田信長の従者。
織田家家臣 森 可成の三男として生まれ、幼名を乱という。
 
元服後、弟と共に信長の小姓に取り立てられ、
以降、信長の側近として活躍。

天正10年(1582年)、信長の中国地方(毛利氏)出陣に随行中、
京・本能寺において、明智光秀の襲撃に遭い、
奮戦虚しく安田作兵衛の手によって18歳の若さで命を落とす。
(本能寺の変)

本年の演題では、切りかかる安田作兵衛を
必死になぎ払おうと槍を構える蘭丸の勇姿を飾る。

盛岡観光コンベンション協会としては、
平成3年(1991年)以来23年ぶり、盛岡山車としては
平成12年(2000年)、第6分団 本町 二番組 以来、14年ぶりの演題。

今年は、大河ドラマ「軍師官兵衛」が、
盛岡にもゆかりが深い黒田官兵衛を取り上げていることもあり、
戦国時代からの名場面を飾りたいとの思いからの演題選定となった
 
 

 

endaikaisetsu.bmp

 

 
新皇を称し、天慶の乱を起こした平将門の娘。
本名は五月姫という。

天慶の乱により、平将門の一族郎党は滅ぼされるが、
唯一生き残った五月姫は、呪詛神として有名だった
鞍馬山の貴船神社に夜な夜な丑の刻参りをするようになる。

貴船社の神は、荒御魂(あらみたま)と言い、貴船山に
丑の年の丑の月の丑の日の丑の刻に降臨した神であった。

再三の丑の刻参りにとうとう出現した荒御魂のお告げにより、
五月姫は名を滝夜叉姫と改め、
父の仇である朝廷の転覆を画策する。

これに対して朝廷は、
大宅中将光圀(おおたかのちゅうじょうみつくに)を派遣し、
陰陽術を以って滝夜叉姫を倒した。

本年の見返しでは、
妖術を駆使して、光圀に対峙する滝夜叉姫の姿を飾る。

 

                                                  backlogo.bmp