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歌舞伎十八番の内 助六(すけろく)。

原題は、「助六由縁江戸桜」(すけろくゆかりのえどざくら)。

 

歌舞伎の名門・市川家(成田屋)由縁の「歌舞伎十八番」の一つで、

この歌舞伎十八番の内で、過去最も演じられてきた演目である。

 

花川戸助六とは、曾我五郎時致が吉原に通う仮の姿。

 

源氏重代の太刀「友切丸」(髭切)を探すべく、

様々な男の集まる吉原でわざと喧嘩を吹っかけ、

刀を抜かせようという目的があるのだ。

 

そこに、助六を情夫にする花魁・揚巻が登場。

揚巻に言い寄る「髭の意休」が友切丸を持っていることを知り、

助六は意休に刀を抜かせようとするがなかなかうまくいかない。

 

この山車では、見得を切る助六と刀に手をかける意休の姿が飾られている。

 

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市川家由縁の「歌舞伎十八番の内 助六」に登場する

揚巻は、花川戸助六を情夫としているが、金に任せて夜な夜な

豪遊する髭の意休からも言い寄られるほどの吉原一の花魁である。

 

この山車の揚巻の衣装は、

舞台で最初に着る正月をモチーフにした打掛で、

門松に金の糸を使った、注連飾り、海老、裏白、四手などの

飾り物があしらわれ、さらに、羽子板、追い羽根、手鞠なども縫い取られている。

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